「梅はその日の難逃れ」ことわざがあります。朝、梅(梅干し)を食べれば、その日一日、災難から逃れることができる、という意味だそうです。
また、梅干しは「一日一粒で医者いらず」とも言われていますよね。
その梅干しにはちみつが加われば、身体にいいこと違いない!考えるだけで唾液が出てきそうです!
何気なく食べている「はちみつ梅干し」について、詳しくみていきましょう!
目次
・はちみつ梅干しとは?
・普通の梅干しと「はちみつ梅干し」との違いは?
・知られざる「はちみつ梅干し」の魅力!!
・お手軽カンタン!はちみつ梅干しのつくり方
・まとめ
はちみつ梅干しとは?
甘い梅干しは、まろやかな塩味で食べやすく、美味しく人気があります。
そんな「はちみつ梅干し」についてご紹介していきます。
梅干しは、梅の実を塩漬けにして乾燥させたもので、健康に良いとされる成分が多く含まれています。
一方、はちみつには抗菌作用などがあり、風邪や喉の痛みなどに効果があると言われ、栄養素が豊富に含まれています。
はちみつ梅干しは、この2つが組み合わさり、梅干しの塩味とはちみつの甘味がマッチして、やさしい甘さで梅干しの酸味も和らぎ、食べやすくなっています。
はちみつ梅干は、梅干しとはちみつ、それぞれが持つ健康効果が期待できます。
梅干しに含まれるクエン酸は、疲労回復や美肌効果があり、消化促進や血圧の安定などの効果もあるとされています。はちみつには、抗菌・抗炎症作用があるとされるメチルグリオキサールや、喉の痛みを和らげるフラボノイドが含まれています。
また、食物繊維やビタミンCなどの栄養素も豊富に含まれているため、美容効果にも期待できます。
免疫力の向上や、便秘の改善などにも効果的といわれています。
はちみつ梅干しは、そのままでも、お料理などに使っても善しですが糖分が多く、塩分が含まれているため、食べ過ぎには注意してくださいね。
普通の梅干しと「はちみつ梅干し」との違いは?
普通の梅干しとの違いは、製造過程や味わい、また、効能にも違いがあります。
製造過程の違い
普通の梅干しは、塩漬けしますが、はちみつ梅干しは、はちみつを加えて漬け込むことで作られます。
味わいの違い
普通の梅干しは、塩気、酸味が強い味わいです。
一方、はちみつ梅干しは、はちみつの甘みが加わることで、酸味と甘みのバランスが良い味わいになり、はちみつの風味も感じられ、まろやかな塩味です。
効能の違い
普通の梅干しは、食欲増進や酸性になったドロドロ血を弱酸アルカリ性に中和する、腸内環境の改善などの効果があります。
一方、はちみつ梅干しは、はちみつが加わること、抗菌作用などによって風邪予防効果や、疲労回復に役立つとされています。
梅干しとはちみつの効能で、働き方は違いますが、共通する効能がありますので、相性が良いのかもしれませんね。
因みに、その共通する効能は、抗菌効果、血糖値の上昇をゆるやかにする効果、整腸作用などです。
普通の梅干し、はちみつ梅干し、どちらも美味しく、健康に良いとされていますが、目的やお好み、そのときの体調によって選んでみてください!
知られざる「はちみつ梅干し」の魅力!!
はちみつ梅干しは、知られざる魅力がたくさんあります!ご紹介していきますね!
独特の味わいと香り
はちみつ梅干しは、梅干しの酸味とはちみつの甘みが絶妙に調和した、独特の味わいがあります。
また、はちみつの香りが梅干しの香りを引き立て、より豊かな香りを楽しむことができます。
普通の梅干しが苦手な方でも食べやすく美味しくいただけると思います。
老化防止
抗酸化が強い「梅リグナン」という成分が含まれていますが、老化防止やアンチエイジングに効果的です。
はちみつ梅干しを作る際、塩抜きをすると、塩が抜けたところを埋めるために「梅リグナン」が作られます。
活性酸素を分解する酵素の働きをサポートしてくれますので、老化防止に効果的です。
疲労回復
はちみつの素早くエネルギーに変える糖質と梅干しのクエン酸の乳酸を抑制効果で、身体を疲れにくくし、疲労回復にも効果的です。
整腸・便秘改善
クエン酸には、腸内の悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を整える働きもあります。
また、胃酸の分泌を促進させる、消化器官の動きも活発にします。
はちみつには、善玉菌を増やすグルコン酸が含まれており、相乗効果で整腸、便秘改善に期待できます。
カルシウム吸収のサポート
はちみつ梅干しに含まれているクエン酸、マグネシウムには、カルシウムが体内に吸収されるのをサポートしる働きがあり、骨や歯の形成に、また、神経の働きを助ける効果があります。
抗菌作用
クエン酸が、食べ物の雑菌を抑える効果があるのは、知っている方も多いと思います。
そして、はちみつの抗菌作用もプラスされ、Wパワー!(洗剤のCMっぽい!)
血液サラサラ
乳酸がたまると血行不良を起こします。クエン酸は乳酸の発生を抑えて、血液サラサラのサポートをします。
また、血液が固まるのを防ぐ「ムメフラール」という成分が、梅干しに熱が加わると発生します。
血液サラサラの他、動脈硬化、脳梗塞、高血圧の予防や冷え性の改善に役立つとされています。
お手軽カンタン!はちみつ梅のつくり方
ここでは、簡単なつくり方をご紹介します。お好みでアレンジもOKです!ぜひ、お試しください!
【材料】
- 梅干し 適量
- はちみつ 適量
- 保存袋
【つくり方】
- 梅干しに浸るくらい水を入れて、一晩塩抜きします。
- 梅干しの水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります。
- 保存袋に梅干しとはちみつを入れます。
- 保存袋を閉じ、梅干しとはちみつが均等に混ざるように袋を握ります。
- 混ぜた梅干しとはちみつが入った袋を冷蔵庫に入れ、4~5日寝かせます。
途中で袋を揉んだりして、梅干しとはちみつを混ぜ合わせると良いでしょう。
味見をしてみて、お好みの食べ頃でお召し上がりください。
【ポイント】
- 梅干し、はちみつの量は、お好みで調整してください。
- 保存袋は、密閉性の高いものをオススメします。中の空気を抜いて閉じ、密着させるのがポイントです。
・お好みで、レモンやしょうがなどの味付けを加えると、より一層美味しくなるかもしれません。
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はちみつ梅干しは、もちろん、そのまま食べても美味しくいただけますが、様々なお料理などに使うこともできます。
例えば、定番のおにぎりやお弁当に、またはお茶漬けやそうめんなどのトッピングとして、味のアクセントになると思いますので、色々試してみてください!
まとめ
はちみつ梅干しについて、ご紹介してきました。
梅干しは、身体に良いとわかっていても、酸っぱいのが苦手で、気が進まない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その点、はちみつ梅干しは、甘くて美味しく食べられますので、人気なのも納得ですね。
お子さまも食べてくれるかもしれませんね!
美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまうかもしれませんが、くれぐれも食べ過ぎには気をつけましょう。
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